source:Amazon.co.jp Magniflex(マニフレックス)
使わない時はコンパクトに畳んで収納でき、天日干しもしやすいので清潔に保てる折りたたみマットレス。日常的に寝室で使うだけでなく、来客用や車中泊用など様々なシーンで利用され、種類やサイズも豊富でとても人気のマットレスです。今回、折りたたみマットレスの選び方をご紹介しながら、おすすめアイテムを厳選してお届けします。
最大の特徴は、使い勝手の良さ

折りたたみマットレスは、日常的にフローリングや畳での直置きで使う場合や、同じようにコンパクトに収納できる折りたたみベッド用に使ったり、また車中泊や来客用に普段はしまっておく用など様々な場面で利用されます。また、天日干しをするときなどに上げ下ろしがしやすく、基本的に薄型なので落下防止柵を超える心配もないため、ロフトベッドや二段ベッド、システムベッド用にもよく利用されます。
折りたためない一般的なマットレスは重量も大きさもあり、一度置いたらそのままになるなんてこともあります。それでは、狭いお部屋では設置スペースで埋まってしまい使えませんし、衛生面もよくありません。折りたたみマットレスは2つ折りから6つ折りまで、用途に合わせてかなりコンパクトにできるため、狭いお部屋でも使用でき、縦置きや立て掛けるのもしやすいので、マットレスを干すことができ、衛生面でも安心です。
折りたたみマットレスの選び方
種類によって寝心地は大きく変わる
折りたたみマットレスの種類は、ウレタンマットレスからスプリングマットレス、パームマットレスなど多くの種類があり、その種類によって寝心地は大きく変わります。種類とそれぞれの特徴を簡単にまとめると以下の通りになります。
ボンネルコイル(スプリング)

メリット
硬め
寝返りが打ちやすい
耐久性に優れている
通気性がいい
リーズナブル
デメリット
重い
横揺れが大きい
ギシギシ音が大きい
ポケットコイル(スプリング)

メリット
柔らかめ
体圧分散性に優れる
寝姿勢が自然に保ちやすい
軋み音が少ない
デメリット
圧力が強いところの沈み込みが大きくなる
とても重い
ボンネルに比べ耐久性が低い
ボンネルに比べ高価
湿気や寝汗がこもりやすい
高反発(ウレタン)

メリット
弾性が高く程よい硬さ
寝返りが打ちやすい
寝姿勢が自然に保ちやすい
軽い
デメリット
低反発に比べ体圧分散性は低め
低反発(ウレタン)

メリット
弾性が低く柔らかめ
体圧分散性に優れる
スプリングよりは軽め
デメリット
圧力が強いところの沈み込みが大きい
湿気や寝汗がこもりやすい
パーム

メリット
しっかりとした硬め
寝返りが打ちやすい
通気性がよい
へたりにくい
軽い
金属や化学素材が苦手な方向き
デメリット
体圧分散性は低い
品質にムラがある
圧力が強い部分が痛くなることもある
あくまで目安ではありますが、身体が大きい方は硬め向き、小さい方は柔らかめ向き、骨格で肩や腰回りがしっかりされている方は体圧分散性が優れているもの、寝汗をよくかく方は通気性に優れたものを選ぶのがおすすめです。マットレスの種類は、使う方によって向き不向きが大きく左右されます。使う方の身体の大きさやBMI、骨格、寝汗の量などをよく考慮して選びましょう。
折りたたむタイプは収納しやすさと寝心地の優先順位で選ぶ
折りたたみマットレスは、いつくかの折り目のあるタイプと一枚ものをバンドで固定して折りたたむタイプがあります。

折り目があるタイプは、折りたたみがしやすく、日常的にマットレスを干したり、移動したりする方におすすめ。また、種類も豊富で、スプリング系マットレス(ボンネルコイル/ポケットコイル)やソファに変形できるタイプもあるのがポイントです。ただ、折り目部分が弱いため、耐久性が低く、圧力がかかると沈み込みがちで、マットレスとしての寝心地はマイナス、寝ている時に気になったりすることもあります。

バンド固定タイプは、1枚物(折り目のない)マットレスをバンドで固定し、折りたたむマットレスです。高反発マットレスが一般的で、マットレスのどの位置でも寝心地が変わらないのがポイントです。その反面、折りたたみはしにくく、バンドで止めるのにはある程度力が必要なので大変だと思う方もいます。毎日のようにマットレスを収納することを考えている場合は、その点も考慮して購入しましょう。
おすすめ折りたたみマットレス/有名ブランド
マニフレックス 高反発三つ折りマットレス メッシュ・ウィング シングル

高反発マットレスの有名ブランド「マニフレックス」の三つ折りマットレスで日本限定タイプ。独自開発の高反発フォーム・エリオセルを使用し、適度な硬さと弾力で体との隙間にフィットして寝姿勢をキープします。取っ手付きで押し入れの出し入れも楽々。イタリア製。
東京西川 AiR(エアー)マットレス 01

老舗寝具ブランド「東京西川」の高反発マットレス「エアー」の基本モデル。特殊立体波形凹凸構造で、硬さの異なるウレタンを使用し「体圧分散」「寝姿勢保持」の二つの機能を高めたマットレスです。ベーシックタイプとハードタイプから選べ、サイズ展開も豊富。
硬さ:ベーシックタイプ:110N、ハードタイプ:140N 厚さ8cm
フランスベッド スプリングマットレス フォールドエアー FD-W01 シングル

有名家具メーカー「フランスベッド」の折りたたみマットレス。一本の鋼線がつながって作られているフランスベッド独自の高密度連続スプリングマットレスで、珍しいバンドで三つ折りに折りたためるタイプ。しっかりとした寝心地で耐久性と通気性も合わせ持った一品です。日本製。
TEMPUR (テンピュール) フトンベーシック S シングル 厚さ6cm

低反発マットレスの老舗ブランド「テンピュール」が、日本の空間、環境に合わせて開発された薄型マットレス「テンピュール フトン」。低反発でも高反発でもない薄型マットレスとして、それぞれの良いところをうまく組み合わせたマットレスです。
エアウィーヴ マットレス スマートZ シングル 三つ折り 厚さ9cm

高反発マットレスの人気ブランド「エアウィーヴ」の三つ折りマットレス。エアファイバーとポリエステルの2層構造でへたりにくく、底付き感や冷えが感じにくく、床でも畳でも使える厚さ9cmの三つ折りマットレスです。頭、腰、足部分の三分割になっていて中材の入れ替えが可能なので、より長く使えます。
おすすめ折りたたみマットレス/リーズナブル
高反発 三つ折りマットレス オルサエリオセル シングル 厚さ10cm イタリア製

高密度・高反発フォーム「オルサエリオセル」を使用したマットレス。へたりにくく、三つ折りで収納もしやすいのがポイント。寝具の先進国イタリア製です。
硬さ:140N 厚さ10cm
4WAY 折りたたみ マットレスソファベッド 198×90cm シングル

昼間はゆったりカウチソファーやフロアソファとして、夜寝るときはマットレスや枕付ベッドとして、4通りの使い方ができる折りたたみマットレス。リーズナブルで狭いお部屋や一人暮らしのお部屋向けにぴったりのアイテムです。
三つ折り ポケットコイル マットレス ZH133P3 シングル(幅97cm)

ベッド専門店「ベッド&マットレス」の折りたたみマットレス。厚さ17cmと十分な厚さを備えたポケットコイルマットレスで、体圧分散性や優しい寝心地はそのままでリーズナブル。コスパがとてもいい一品です。
SLEEPY 2つ折りパームマットレス シングル

防ダニ・防カビ効果のある天然パームココナッツ繊維を使用した二つ折りパームマットレス。通気性・通水性がよく、寝汗の多い方におすすめ。軽量なのでロフトベッドや二段ベッドでもよく使われます。セミシングルからキングサイズまで勢ぞろい。