source:Amazon.co.jp コールマン(Coleman)
家族や仲間と楽しむグループキャンプも良いですが、時間や人に縛られず大自然を一人で満喫できるソロキャンプはまた全然違った良さがありますよね。ソロキャンプの道具選びは「最低限の必要なもの、お気に入りの道具をコンパクトに」が鉄則！大人数で快適に使いたいグループキャンプの道具選びとは根本的に考え方が違います。今回これから一人でキャンプを楽しみたい方へ、一人用テントの選び方とオススメをご紹介します。
ソロキャンプにはどのくらいのサイズを選べばいい？
テントのサイズに明確な基準はありませんが、完全な一人用テントは軽量さを重視した山岳テントの場合が多く、眠ることができるギリギリのスペースである事が多いので、登山用途ではなくキャンプ場でのキャンプを考えているのであればおすすめできません。
一般的に一人用～二人用と記載のあるテントであれば、ソロキャンプの用途において狭すぎると感じる人は少ないはずです。また、テント内で読書をしたり、過ごす時間が長くなるスタイルのキャンプを考えているのであれば、三人用の記載があるテントを視野に入れても良いでしょう。ただし、大きいものは重量が重くなり設営、撤収も大変になる事が多いので注意が必要です。
コンパクトで設営のしやすいタイプのテントを選ぶ
一人で運んで設営、撤収をしなければならないソロキャンプにおいて、テントには設営のしやすさと収納のコンパクトさが欠かせません。これらの条件を満たせる一人用テントで一般的なタイプを3つご紹介します。
テントの定番！風に強いドームタイプのテント
一人用テントに限らず人気のドーム型テントは風に強い構造で、キャンプ中に天候が崩れても安心して使えるテントです。ソロキャンプで使うサイズのテントであれば設営に苦労する事もありません。定番だけにどんなスタイルのキャンプでも失敗しにくいタイプのテントなので、初心者でテントにこだわりが強いこだわりがなければドームタイプのテントを選ぶのが良いでしょう。
トンガリ屋根がお洒落なワンポールタイプのテント
お洒落で設営も簡単なワンポールタイプのテントも一人用テントとしておすすめです。多くのワンポールテントは一人で使用した場合、小さな前室を確保できるのでタープを使わないで日陰スペースを作る事ができます。また、収納時にはポール一本とフライシートのみになるので携帯性に優れているのもポイントです。ただ一見、一人用のテントにとっては良い事づくめのテントに思えますが、ポールから離れるほど天井が低くなるため大きさの割に使えるスペースは少なく、居住性に難があります。
設営が10秒で済む！ワンタッチテント
ワンタッチテントにはいくつかの種類がありますが多くの製品は、ポールを立てる作業すら発生せず、キャンプ場に着いたらすぐに設営が可能です。翌朝の撤収作業が楽なのも一人でのキャンプでは大きなポイント。
難点は構造上、結露に弱いシングルウォールのテントが多い事。収納時のサイズが大きくなりやすく、携帯性が少し悪いなどがありますが、晴れた日に気軽にソロキャンプを楽しみたい人には最適なテントです。
購入前にチェックしておきたいテントの基本構造
アウトドアショップやキャンプ場ではいろいろな形のテントを見かけますが、テントの基本構造としては軽量さと設置のし易さを重視したシングルウォールのテントと天候の変化に強く快適性を重視したダブルウォールのテントの二種類です。
特に日本では雨や結露に強いダブルウォールのテントがより一般的ですが、素材自体が高機能な山岳テントや取り回しのし易さを重視した一部のテントはシングルウォールの構造になっています。雨の日のキャンプの可能性があるのであれば価格が安いシングルウォールのテントは避けた方が良いでしょう。
ソロキャンプにおすすめ一人用テント
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) リベロ ツーリングテント M-3119
ベーシックなダブルウォールタイプのドームテント。収納もコンパクトな上に十分な広さと靴や荷物を置いておける前室までついています。とにかくコストパフォーマンスに優れているので迷っている初心者におすすめです。
ロゴス(LOGOS) ROSY ツーリングドーム 71806004
超軽量タイプの一人用でありながらダブルウォールのドームタイプテント。前室はありませんが設営が楽で、持ち運びに優れている上、天候の変化にも強いので軽量な荷物でキャンプを楽しみたい移動手段が限られるキャンパーにおすすめのテントです。
コールマン(Coleman) テント ツーリングドームST 1~2人用 170T16400J
必要十分な機能で価格を抑えて作られたスタンダードなドームテントです。芸人ヒロシさんがYouTubeで紹介した事で人気に火がつきましたね。実際に倍近く価格差のある同型の他社メーカーテントと比較しても大きな欠点が見つからない一人用テントとして完成されたテントです。
モンベル(mont-bell) ムーンライトテント 1型 アイボリー 1～2人用 1122286
山岳テントとして作られたモンベルのムーンライトは月明かりでも設営できるテントをコンセプトに開発された独自構造のダブルウォールテントです。発売から40年の歴史がある今では山岳テントの中では軽量な部類とは言えませんが、高機能で取り扱いのしやすい人気の国産モデルです。
エムエスアール(MSR) エリクサー1 37310
山岳テントが人気なMSRのテントですが高機能、高水準な製品が多くキャンパーの間でも人気が高まっています。MSRのテントでソロキャンプの用途であればエリクサーが最適といえるでしょう。
DOD(ディーオーディー) ライダーズワンポールテント(タン) T1-442-TN
設営も撤収も簡単なワンポールテント。DODのライダースワンポールテントはその名の通りツーリングキャンプに最適化されていて、オートバイや自転車に積載しやすい形で収納できるのも魅力です。ワンポールのソロテントを探しているならチェックしておきたいテントです。
テンマクデザイン キャンパンダ
アウトドア好きで知られるイラストレーターのこいしゆうかさんがデザインした大人気の赤いトンガリテント。キャンプ場で目立つ可愛いデザインで女子キャンパーにおすすめしたいテントです。総重量2.26kgと軽量で設営もしやすく、しっかりと前室を確保できる可愛いだけじゃないテントです。
テンマクデザイン サーカスTC
結露に強く遮光性の高いTC生地の素材で夏は涼しく冬は暖かい一年中快適に使えるテント。通常の生地より燃えにくいのでテントのそばで焚き火を楽しみたい人にぴったりなテントです。ワンポールテントなので設営はそれほど難しくありませんが総重量は10kgを超えるため電車や徒歩でのキャンプがメインになるのであれば向きません。
DOD ライダースワンタッチテント T2-275
簡素な作りの多いワンタッチテントの中では珍しいダブルウォールのワンタッチテントです。DODのワンタッチテントは傘のように開く機構の完成度が高く、設営撤収が本当に楽になります。ワンポールテント同様、ツーリングキャンプに最適化されたサイズ感も軽量装備のキャンパーにおすすめです。
コールマン(Coleman) テント クイックアップドーム
サンシェードの様に開けるポップアップ式のテントです。キャンプ場に着いたらすぐに開ける簡単さが魅力のテントですが、テント自体の遮光性、通気性や雨を防ぐフライシートの機能面も優れています。設営に時間を使いたくない人に最適なテントです。ただし、収納サイズが大きいためツーリングキャンプには不向きです。
