布製のバスマットでは取り切れない足裏の水分も、スーッと素早く吸い取ってくれて、あとはサラサラの心地よい珪藻土バスマット。 シンプルでおしゃれなバス用品としても人気ですね。そこで今回、珪藻土バスマットのおすすめ品や手入れや再利用方法をご紹介いたします。
珪藻土は植物プランクトンの化石
珪藻土(けいそうど)は、簡単にいうと「珪藻という植物プランクトンの化石」のことです。耐熱性と調湿性に優れ、昔から七輪やレンガ、今は建材などのの材料として利用されます。
素早く吸水!サラッと快適
珪藻土バスマットのメリットとして、真っ先にあげられるのが「吸水性」の良さです。珪藻土には微細な孔が無数にあり、その孔が風呂上がりの足裏の水分をスーッと瞬時に吸い込んでくれます。タオル地やマイクロファイバーなど他のバスマットでは味わえない独特の心地よさが魅力の一つです。
すぐに乾くから手入れも簡単!
吸収した水分は日陰に立て掛けておくだけですぐに発散する速乾性も持ち合わせていて、水分がフローリングや床に届いて濡れてしまう心配もほぼありません。また、布製バスマットのように頻繁に洗濯する手間もいらず、カビが生える心配も少ないので手入れが簡単なのもうれしいポイントです。
珪藻土は再利用もできる
珪藻土バスマットを使わなくなった場合や割れてしまった場合は、金づちで適当な大きさに叩いて割って、軽くヤスリ掛けすればコースターや水きりマットなどのキッチン用品、石鹸置きなどのバス用品として生まれ変わることもできます。また、細かく砕けば簡易的な消臭剤や室内調湿材として利用することもできるので、使い終わった時、使えなくなった時も無駄にならずに済みます。
おすすめ珪藻土バスマット
soil 珪藻土バスマット light
珪藻土バスマットといえばコレ!というぐらい人気の「ソイル」の日本製珪藻土バスマット。珪藻土とパルプ(紙)繊維でつくられ、軽くて割れにくく、扱いやすいのが特徴。
フジワラ化学 NEW足乾バスマット
建材などを取り扱うメーカー「フジワラ化学」の日本製珪藻土バスマット。珪藻土の吸水性と速乾性はそのままに、水洗いや天日干しによる殺菌消毒もできるので、カビなどの心配も少なくいつでも清潔に使えます。
なのらぼUB足快バスマット
建材メーカー「宇部興産建材」の日本製珪藻土バスマット。素早い吸水性と消臭機能を持ち、なにより色・サイズ・柄が選べる豊富なバリエーションがポイント。
珪藻土バスマットの上手な手入れ・使い方
下に滑り止めシート・クッション材を置く
珪藻土バスマットは、直に置くと床が傷つきやすいことがデメリットとしてよくあげられます。その解消法として一番手っ取り早いのは、梱包材に使われているクッションを使うこと。大抵箱詰めされているバスマットにはクッション材が使われているので、それをバスマットの大きさに切って下に敷くのが手間なく簡単に床の保護ができます。また、100均などで売っている滑り止めシートを活用するのもよいかと思います。
メンテナンスは「日陰干し」と「ヤスリ掛け」
普段のお手入れは、日陰干し。日が当たらない場所に立て掛けておくだけで乾くので、洗濯する手間がなく、メンテナンスも手軽です。 また、日陰干しが簡単にできる珪藻土バスマットスタンドも売っているので それを活用するのもおしゃれでいいですね。吸水性が落ちてきたときは、表面に汚れが詰まっているので目地の細かいヤスリで軽くヤスリ掛けをしてあげて吸水力を復活させてあげましょう。
山崎実業 珪藻土バスマットスタンド tower(タワー)
スチール製インテリア雑貨のメーカー「山崎実業」のバスマットスタンド。シンプルでスリムに立て掛けられるおしゃれなデザインが特徴。これ以外にもコンパクトサイズのものや体重計を一緒に立て掛けられるものなど種類も豊富。