おすすめ防災ラジオ!本当に必要?役立つ機能などをご紹介

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非常時の情報収集にかかせない防災グッズの必需品「防災ラジオ」。一家に一台は準備しておきたいですね。でも、スマホが普及した今、インターネットで簡単に情報を得られるので本当に必要なのか疑問に思う方もいるかと思います。そこで今回は、防災ラジオの必要性や災害時に役立つ機能、おすすめ商品などをご紹介いたします。

防災ラジオは必要なのか?

災害時に便利な防災ラジオですが、近年ではスマホが普及し、情報収集の手段が増えたことで、いらないと感じる声もあるようです。理由としてはどんなものがあるのでしょうか。

防災ラジオがいらないと言われる理由

「防災ラジオがいらない」と言われる理由としては以下のような理由が挙げられます。

  • そもそもラジオを聴かない。
  • テレビやネット・アプリのニュースやSNSで情報収集できる。
  • ラジオアプリ・ネットラジオで聴ける。

普段からラジオを聴かない方には、ラジオでどんな番組があるのか、どういった情報が知れるのか分かりませんので、必要性は感じないかもしれません。また、今はテレビやネットのニュース・SNSで、速報性の高い情報を知ることができることも大きな理由だと考えられます。そして、ラジオを聴く方にとっては、スマートフォンでradiko(ラジコ)などのインターネットラジオやポッドキャストを使ってラジオを聴くこともできるため、わざわざ防災ラジオを購入する必要もないと感じるかと思います。

防災ラジオの必要性

それでは、防災グッズの必需品として防災ラジオが必ず挙げられるのはなぜでしょうか。

まず第一に、停電や通信障害が起こっている時でも情報を得られること。災害発生時、インターネット回線は混雑しやすいため、ネットにつながらず、情報収集が思うように行えない可能性があります。また、長期間の停電によりテレビが見れなかったり、携帯の充電ができず情報が得られない場合も考えられます。

その点、ラジオは非常時に強いメディアとして知られ、電波が届く場所であればどこにいても放送を聴くことができます。そして防災ラジオは、電池式や手回し式、ソーラー式などの電源が1台で複数用意されているものが多いため、停電時でも電源がなくなって聴けなくなる心配もほぼありません。

二つ目は、情報の信頼性と地域性が挙げられます。最近では、SNSで災害情報を集める方も多いかと思いますが、フェイクニュースやデマ情報により正確な情報を得られず、振り回されてしまうケースもあります。ラジオであれば、必要な災害情報だけを的確に入手できるため、災害時に正しい行動をとる一助になるでしょう。また、地元のコミュニティーFMでは、地域に密着した情報を提供しているため、被災時には、あなたのお住まいの地域の被害情報や避難場所など、その時必要な情報を得ることもできます。

そして、防災ラジオは、ラジオ以外にも防災に役立つ機能を持っていることも理由の一つです。モノにもよりますが、USB充電機能、照明、緊急ブザーなど災害時に必要な機能が付属していることが多いため、避難生活の大きな助けになります。

こういった点から防災ラジオは、防災グッズの必需品の一つとして数えられます。いざという時のために必ず準備しておきましょう。

防災ラジオの選び方

防災ラジオを選ぶポイントとして、以下の3つをご紹介いたします。

  • 受信できる周波数
  • 給電方法(電源)
  • 付属機能(USB充電・ライトなど)

受信できる周波数

まず受信できる周波数が、ワイドFM(FM補完放送)に対応しているか確認しましょう。

ラジオは、主にAM放送で526.5~1606.5kHz、FM放送で76.1~94.9MHzの周波数を使用します。ワイドFM(90~94.9MHz)は、電波障害に強いFM電波でAMの番組が聴ける放送で、難聴対策や災害対策のために設けられており、アンテナが高い場所にあるため津波の影響を受けにくく、高いビルやマンション・山間部でも受信がしやすく、雑音が少ないため、聴きやすいのが特徴です。ですので、これから防災ラジオを購入する方は、ワイドFM対応端末を選びましょう。

給電方法(電源)

給電方法(電源)には、主に乾電池、内臓バッテリー(充電池)、手回し充電(ダイナモ充電)、ソーラー充電などがあり、防災ラジオは、これらの給電方法が複数用意されている製品が多くあります。

選び方のポイントとしては、給電方法が「乾電池」と「手回し充電」の2つ以上が用意されているものがおすすめ。乾電池は、比較的長時間の利用が可能で、予備をストックしやすく、電池が切れてしまっても種類が同じであれば他の家電から付け替えることも可能です。また、手回し充電は、電源がなくでも手動で充電ができるため、どんな場面でも使用ができるため、この2つの給電方法があれば、最低限ラジオを聴くことは可能です。

また、内臓バッテリータイプの場合、USB充電対応ならモバイルバッテリーなどで充電できますし、AC電源対応なら停電から復旧した後はコンセントからも充電ができるので便利です。

ソーラー充電にも対応しているモデルは、太陽光があれば充電できるため手間いらず、面倒な手回し充電の代わりになります。

注意点として、内臓バッテリー・手回し充電・ソーラー充電の場合は、電池寿命を保つために充電池を定期的に充電する必要があります。1年に1度を目安に、電池容量の2/3から半分程度になるまで充電するよう心がけましょう。

付属機能

防災ラジオには、非常時に役立つ機能が付属しているモデルが多くあります。主な機能としては以下のようなものがあります。

モバイルバッテリー付き

被災時には、停電のリスクが高いため、モバイルバッテリー機能付きだと大変便利です。緊急時にスマホの電池残量が少ない場合も、充電して家族や友人の安否の確認、災害状況の情報収集が可能です。ただ、停電が長期間に及ぶ可能性もありますし、大容量のバッテリーを搭載した防災ラジオは少ないため、スマホをフル充電したり避難生活を送るためには、防災ラジオとは別にモバイルバッテリーやポータブル電源などを準備しておくのがおすすめです。

LEDライト付き

防災ラジオには、LEDライト付きのモデルが多くあります。用途によって種類がありますので、ニーズに合わせて選びましょう。

懐中電灯タイプは、避難をするときや移動を行うときに使用するハンドライトになりますので、小型で軽量なタイプがおすすめです。ランタンタイプは、主に室内灯として使用しますので、調光機能や連続使用時間が長いタイプが便利です。SOSタイプは、屋内に閉じ込められている場合に、ライトを点滅させて救助者に居場所を知らせることができます。サイレン機能も付いていると視覚以外に聴覚的にも見つけやすく、防犯にもつながるためおすすめです。

その他機能

「ワンセグ対応」の防災ラジオであれば、停電時でもテレビ放送も視聴できますので、より詳細な情報を把握することが可能です。また、被災時には心身ともにストレスが溜まりますので、気分転換にテレビ視聴できるのもポイントです。

避難所など多くの人がいる場所や周囲が騒がしい場面でラジオを聴きたい場合には「イヤホンジャック付き」のモデルを選びましょう。その際は有線イヤホンが必要になりますので、必ず準備しましょう。

おすすめ防災ラジオ

GEUM 多機能防災ラジオ

受信バンド:FM(76MHz-108MHz)/AM(522kHz-1620kHz)/ワイドFM対応
重量:520g
使用時間(内蔵バッテリー満充電時):ラジオ(中音量) 50時間/LEDライト 25時間
電源:単4乾電池/ソーラー充電/手回し充電/USB充電
機能:モバイルバッテリー機能付き(5,800mAhバッテリー搭載)/LEDライト/イヤホンジャック付き/SOSアラーム/防水規格IPX3

防災士監修!多機能防災ラジオ。災害時でも電源に困らない4つの給電方法に、大容量のモバイルバッテリー機能など緊急時の備えとして充実した機能が詰め込まれています。ラジオはワイドFM対応で自動選局機能付きなので操作も簡単。デジタル表示だから見やすく、他機能もボタン操作で簡単に使用できます。いざという時に頼りになる防災ガイドブック付きもポイント。

ソニー 防災ラジオ ICF-B09

受信バンド:FM(76MHz-108MHz)/AM(530kHz-1,710kHz)/ワイドFM対応
重量:約376g(電池含む)
使用時間:ライト 50時間/ラジオ FM80時間・AM100時間(スピーカー使用)
電源:単3乾電池/手回し充電
機能:モバイルバッテリー機能付き/LEDライト/ヘッドホン端子(ミニ)/防水規格IPX4

ソニー製の手回し充電ラジオ。大口径3.6cmスピーカー搭載で、コンパクト設計ながら、聞き取りやすい音量でラジオが聴けます。電源は、乾電池と手回し充電に対応。手回し充電は、手回し約1分間で約50分FM、約75分AMラジオが聴ける発電効率が魅力。ハンドルは握りやすさと回しやすさに配慮したデザインで、快適に充電ができます。また、スポットライト・ソフトライトの2種類のLEDライトや、スマホ充電もできるモバイルバッテリー機能付き。

ソーラー多機能 防災ラジオ ライト 5000

受信バンド:FM(76MHz-108MHz)/AM(520kHz-1,600kHz)/ワイドFM対応
重量:350g
使用時間(内蔵バッテリー満充電時):メインライト 16時間/ラジオ 22時間
電源:単4乾電池/ソーラー充電/手回し充電/USB充電
機能:モバイルバッテリー機能付き(5,000mAhバッテリー搭載)/LEDライト/イヤホンジャック付き/SOSサイレン・ライト/防水規格IPX3

家電専門雑誌「家電批評」の手回し充電対応防災ラジオの2024上半期ベストバイ受賞。4way電源で、大容量モバイルバッテリー機能も搭載していながら350gと軽量なのが特徴。LEDライトは、懐中電灯になるメインライトと調光機能・角度調整機能付きの読書灯付き。片手で持てるコンパクトさで持ち運びもしやすい防災ライトです。

多機能防災ラジオ エコラジネオ

受信バンド:FM(76MHz-108MHz)/AM(522kHz-1,710kHz)/短波ラジオ(3.9MHz-21.85MHz)(10区分)/ワイドFM対応/ワンセグテレビ (470MHz-770MHz)
重量:約300g
使用時間(内蔵バッテリー満充電時):ワンセグTV 約8時間/ FMラジオ 約20時間/ AMラジオ 約20時間/ LEDライト 約24時間
電源:AC電源/単4乾電池/手回し充電
機能:ワンセグTV/モバイルバッテリー機能付き(2,000mAhバッテリー搭載)/LEDライト/イヤホンジャック付き/SOSサイレン

ワンセグ対応の防災ラジオ。コンパクトで軽量ながらモバイルバッテリー、LEDライト、SOSサイレンなどの機能も搭載。ラジオは、FM(ワイドFM対応)・AMに加え、国際放送などが聴ける短波ラジオも受信可能。イヤホン付きなのも魅力。

RELAX マルチレトロラジオ

受信バンド:FM(76MHz-108MHz)/AM(522kHz-1,620kHz)/SW(7MHz-16MHz)/ワイドFM対応
重量:395g
使用時間(内蔵バッテリー満充電時):LEDライト 約6時間/ラジオ 中音量再生時 約20時間
電源:ソーラー充電/手回し充電/USB充電
機能:モバイルバッテリー機能付き(2,000mAhバッテリー搭載)/LEDライト/SOSサイレン/MP3音楽再生(USBメモリー・マイクロSD)/時計/スピーカー(Bluetooth/AUX接続)

インテリアにもなるレトロデザインのかわいいマルチラジオ。防災用に必要な機能に加え、USBメモリー・microSDカードから読み込める「MP3プレーヤー」機能やBluetoothとAUX接続で利用可能な「スピーカー」機能も搭載されているのが特徴。普段使いもできるおしゃれな多機能防災ラジオです。

山善 キュリオム 手回しラジオ YTM-R100

受信バンド:FM(76MHz-108MHz)/AM(530kHz-1,600kHz)/ワイドFM対応
重量:220g
使用時間(アルカリ乾電池時):LEDライト 約65時間/FM スピーカー時 約120時間/AM スピーカー時 約160時間
電源:単3形乾電池/手回し充電/USB充電
機能:モバイルバッテリー機能付き/LEDライト/イヤホンジャック付き/SOSサイレン/防水・防塵規格IP54

長期保管型手回し充電ラジオ。充電池は、定期的に充電しないと電池寿命が短くなってしまいますが、こちらの防災ラジオは、10年ほったらかしでも充電できるコンデンサー充電池を採用しています。また、軽く小型で持ち運びしやすく防水・防塵性能もあるのが特徴。防災用の備蓄におすすめの防災ラジオです。

OHM AudioComm 手回しラジオライト RAD-M799N

受信バンド:FM(76MHz-108MHz)/AM(552kHz-1,629kHz)/ワイドFM対応
重量:258g
使用時間(内蔵バッテリー満充電時):ラジオ 約8時間/ライト 約50時間
電源:単4形乾電池/手回し充電/USB充電
機能:モバイルバッテリー機能付き/LEDライト/イヤホンジャック付き/SOSサイレン

小型・軽量の手回しラジオライト。手に収まるコンパクトサイズながらステレオスピーカーを内蔵。LEDライト付きで携帯充電も可能と機能も充実していて、リーズナブルなのも魅力。

リズム(RHYTHM) 防災クロック 4RQ002-003

受信バンド:FM(76MHz-108MHz)/AM(552kHz-1,620kHz)/ワイドFM対応
重量:610g
使用時間:
電源:単3形乾電池/手回し充電/USB充電
機能:目覚まし時計(アラーム・スヌーズ&アラームオートストップ)/モバイルバッテリー機能付き/LEDライト/イヤホンジャック付き

普段は目覚まし時計、非常時には防災ラジオとして役立つ多機能防災クロック。CITIZENブランドの時計の企画・製造・販売も手掛ける精密機器メーカー「リズム株式会社」の製造。防災ラジオに必要な機能も充実、アナログ表示の時計で視認性もよく日常でも使える防災クロックです。