除湿シートはどこに敷く?必要性・敷き方・おすすめアイテムを合わせてご紹介

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寝具にこもった寝汗や湿気をスッキリ吸湿してくれる除湿シート。ベッドでも布団でも活躍する湿気の多い日本ではかかせないアイテムの一つです。今回は、除湿シートの必要性や敷き方、おすすめ商品などをご紹介いたします。

除湿シートとは

除湿シートとは、布団やマットレスの下に敷いて、寝具にたまった寝汗や湿気を吸収してくれるシートのことです。除湿マットや湿気取りシートと呼ばれることもあります。

人は一晩で大体コップ一杯分の汗をかくと言われ、その湿気が布団やマットレスの中にこもると、カビやダニが発生する原因になります。また、寝汗だけでなく、室内の湿度によっても寝具に湿気がこもりますので、湿度の高い梅雨や寝汗をたくさんかく夏だけでなく、結露が発生しやすい冬など、1年を通して気が抜けません。

そこで出番になるのが、除湿シート。敷くだけで、布団やマットレスにたまった湿気を吸収し、適度な湿度を保ってくれます。また、消臭機能も持ち合わせていることも多く、汗や加齢臭のニオイを軽減もしてくれます。防ダニ、防カビ、抗菌機能があるタイプなら寝具を清潔に保つことにも役立ちます。

除湿シートは必要?

除湿シートが必要になるかは、睡眠環境によって異なります。下記のようなケースにあなたの普段の睡眠環境をあてはめて、必要かどうかを考えてみましょう。

普段からお手入れができているなら、なくても大丈夫なことも多い。

毎日お布団は畳んで押し入れにしまい、定期的に干したり、寝室の換気を行うなどまめにお手入れができているなら、除湿シートは必ずしも必要ではありません。ただし、梅雨などの時期によっては十分なお手入れができなかったり、湿気がこもりやすい室内環境の場合には、寝具に湿気が溜まってしまう可能性はありますので、そこも含めてよく検討しましょう。

起床時に寝具や床が湿っていたら使おう

起床時に「普段自分が使っている寝具がじっとり湿っている」場合や、「フローリングや畳、ベッドの床面がぬれている」場合は、寝具に湿気が溜まりやすい環境になっている可能性があるので、寝具や床がカビてしまう前に除湿シートを使うことをおすすめします。

ベッドの時は、ベッド下の通気性が良くないときは使おう

ベッドを使用している場合は、ベッド下の通気性がある場合は、湿気がこもりにくいため、必要ありません。ローベッドなどの「ベッド下にスペースがない」場合や、「一面収納になっている」場合、また「床板が合板や集成材」の場合は、通気性が悪いため、除湿シートを使いましょう。

フローリングの時は、なるべく使おう

フリーリングに直に布団を置いている場合は、湿気の逃げ場がないため、布団に湿気がこもりやすく、また布団とフローリングの温度差によって結露がしやすい環境です。そのため、寝て起きたら布団がびしょびしょになってしまうこともありますから、なるべく除湿シートを使いましょう。

畳の場合は、状況に合わせて使おう

畳には、自然な調湿効果があるため、畳に布団を敷いている場合は、基本的に除湿シートは必要ありません。ただし、お部屋が日当たりが悪く湿気がこもりやすい場合や毎日布団の上げ下げが面倒で敷きっぱなしにしがちな場合は、除湿シートを利用することも検討してみましょう。

除湿シートが必要になる目安として、「室内の湿度が60%を超える」ようであれば、除湿シートを使うのがおすすめです。湿度が60%を超えるとカビやダニの発生リスクが高まるため、湿気対策が必要になります。もし可能であれば、寝室に湿度計を設置して定期的に湿度を測り、効果的な湿気対策を行いましょう。

除湿シートの使い方(敷き方)

基本的には「布団やマットレスのすぐ下」

除湿シートは、布団やマットレスの「下」に敷くのが基本です。「布団の場合はフローリングや畳の上」「ベッドの場合は床面の上」に、除湿シートを広げ、その上に敷布団またはマットレスを重ねます。こうすることで、寝ている間に発生する湿気が下方向に逃げず、マットがしっかり吸収してくれます。

寝心地を良くするためにマットレスの上に敷布団を敷いている場合や、敷布団やマットレスの上にマットレストッパー(オーバーレイマットレス)を使用している場合があるかと思います。その場合も基本的にはフローリングやベッドの床面のすぐ上に敷きます。

除湿が効いてない場合は、一枚上に敷きなおすか、すのこを使ってみる

うまく吸湿されないときは、現在敷いている位置から一枚上に敷きなおしてみるのも一つの手です。ただし、その場合は寝心地が悪くなってしまう可能性もありますので、注意が必要です。別の方法としては、すのこを使い通気性を高めて、その上に除湿シートを敷くやり方もあります。この方法はフローリングでもベッドでもできますので、試してみてください。

定期的に天日干しで湿気を放出しましょう

使用後は、定期的に天日干しか風通しの良いところに干して湿気を放出させましょう。晴れた日に数時間程度干すことで、吸湿力が回復します。吸湿センサー付きの除湿シートも多いので、吸湿センサーを目安に、またセンサーが反応していなくてもメーカーの推奨頻度に従って定期的に干しましょう。

おすすめの除湿シート

テイジン 快眠ドライプラス 除湿シート 抗カビ・抗菌防臭タイプ 日本製

□タイプ:ベルオアシス
□材質:ポリエステル70%/合成繊維(ベルオアシス)20%/複合繊維(ポリエステル)10%
□サイズ:シングル:約90×180cm、ダブル:約130×180cm
□重量(約):シングル:約0.65kg、ダブル:約0.94kg
□機能:防ダニ、消臭、抗菌防臭、吸湿センサー付き

シリカゲルの2倍、木綿の7倍も高い吸湿性能を誇るテイジン独自の高吸水・高吸湿素材「ベルオアシス」を使用したロングセラーの除湿シート。防ダニ・消臭・抗菌防臭加工済で、天日干しで何度も使える一枚です。

東洋紡モイスファイン使用 洗える除湿シート 日本製

□タイプ:モイスファイン
□材質:ポリエステル80%、モイスファイン20%
□サイズ:シングル/90×180×0.5cm、 セミダブル/110×180×0.5cm、 ダブル/130×180×0.5cm
□重量(約):-
□機能:防ダニ、抗菌、消臭、手洗いOK、吸湿センサー付き

最大でウールの3倍、コットンの7倍!東洋紡の高吸放湿繊維「モイスファイン」を使用した除湿シート。調湿性能に優れ、防ダニ・抗菌・消臭機能に加え、じゃぶじゃぶと手洗いができることも特徴のひとつです。

西川 除湿シート サラネル

□タイプ:シリカゲル
□材質:ポリエステル、シリカゲルBタイプ
□サイズ:シングル/約90×180cm、 セミダブル/約110×180cm、 ダブル/約130×180cm
□重量(約):シングル/約2.0kg、 セミダブル/約2.3kg、 ダブル/約2.7kg
□機能:防ダニ、防カビ、消臭、吸湿センサー付き

日本有数の老舗寝具メーカー「西川」の除湿シート「サラネル」。特殊シリカゲルの自然な吸放湿性能で余計な湿気はぐんぐん吸収、嫌なにおいもしっかり消臭。ハリのある硬めの生地で安心感があります。

ニトリ 珪藻土・備長炭入り洗える除湿シート

□タイプ:シリカゲル、珪藻土、備長炭
□材質:表生地/ポリエステル70%、レーヨン30%(原材料に竹を使用)、充填物/シリカゲルB型、珪藻土粒、備長炭
□サイズ:シングル/約90×180cm、 セミダブル/約110×180cm、 ダブル/約130×180cm
□重量(約):シングル/約2.0kg、 セミダブル/約2.3kg、 ダブル/約2.7kg
□機能:防ダニ、防カビ、消臭、洗濯機OK、吸湿センサー付き

吸湿・消臭性能に優れたシリカゲルBタイプと珪藻土、備長炭の3つを組み合わせた除湿シート。洗濯機でも洗えて、リーズナブルなのもポイントのひとつ。

山善 YAMAZEN 洗える 除湿シート 珪藻土入り

□タイプ:シリカゲル
□材質:表地・裏地/ポリエステル100%、 中材/シリカゲルB型、珪藻土粒
□サイズ: シングル87×185cm、 セミダブル110×185cm、 ダブル130×185cm、 キング170×185cm、 セミシングルショート67×170cm
□重量(約):シングル0.7kg、 セミダブル0.9kg、 ダブル1.1kg、 キング1.3kg、 セミシングルショート0.5kg

□機能:防ダニ、防カビ、消臭、吸湿センサー付き

珪藻土入りの除湿シート。価格も安く、セミシングルからダブルサイズまでサイズ展開が豊富です。布団と一緒に畳んで収納すると、気になる布団や押し入れのニオイ対策にもなります。

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