通勤通学、散歩やジョギング中、山登りやキャンプなど、いつでもどこでもラジオを聴きたいそんな方におすすめな携帯ラジオ。防災時用にも役立つグッズだから、おうちに一台は置いておきたいですよね。今回は携帯ラジオの種類や機能、おすすめのモデルを合わせてご紹介いたします。
今すぐ手元に置いておきたい!携帯ラジオ(ポケットラジオ)
インターネットが普及した今でも、ラジオは一定の根強いファンがいますよね。人気の英会話講座や最新ユース、スポーツなど様々な番組があって、さらに多くの芸能人や声優、有名人がテレビではなかなか話せないようなこともしゃべってくれるのでラジオ特有の楽しさがあります。自動車での「ながら聴き」する方も多いと思いますが、普段自分では取りに行かないような情報が手に入ったりしてうれしかったりしますよね。
外出中、カーラジオ以外では、今はスマートフォンでradiko(ラジコ)などのインターネットラジオやポッドキャストを使ってラジオを聴くこともできるようになっています。ただ、その場合は、データ通信量が無制限でないとパケット通信料がかかってしまうし、圏外だったら繋がりません。また、録音ができなかったり、電池も減ってしまうので、気軽に聴けないケースもあります。
そんな時におすすめなのが携帯ラジオ。
携帯ラジオは、ポケットラジオ(ポケッタブルラジオ)やポータブルラジオとも呼ばれ、持ち運びが楽にできるラジオ端末なので、どこにでも持っていけます。毎日の通勤通学、犬の散歩やジョギングに持って行ったり、登山やキャンプなどのアウトドアの時に持っていったり。ネットや電話がつながりにくくなる災害時、非常時の防災用としても有用で、突然の怪我などで入院時してしまった時の気晴らしに使うのもいいですね。
携帯ラジオの機能も豊富で、お風呂やレジャーの時に活躍する防水・防滴機能や、夜間の散歩やジョギングの時などに使えるライト付き、災害時などのもしもの時に便利な手回し充電・ソーラー充電など役立つ機能が備わっています。
日頃からラジオを聴いている方、また好きな芸能人やアイドル、声優さんがラジオをやっている方で、もし携帯ラジオをお持ちでないのでしたらとても便利ですので、ぜひ購入を検討してみてください。
携帯ラジオの種類と機能
チューニング方法
ラジオのチューニング(放送周波数を合わせる)の種類は「アナログ」「シンセチューニング」の2種類あります。
「アナログ」は、昔ながらの手動でダイヤルを回して周波数を合わせる方法です。微妙なチューニングが必要な分手間はかかるのですが、天井や場所によって電波の具合が悪い場合も微調整してクリアにすることも可能です。また、電池の持ちもよく、長時間使用が可能です。
「シンセチューニング」は周波数がデジタル表示で、機器に設定された周波数の間隔でチューニングする方式で、デジタルチューニングとも呼ばれます。多くの製品がプリセットやオートスキャンでラジオ局が登録され、ボタンを押すだけで選局ができるから簡単に好きな放送が聞けるのが特徴。デメリットとしては、電波の具合が悪くてノイズがあった場合の微調整ができないため、短波放送を聴きたい方には不向きです。
受信バンド
ラジオ放送は主にAM放送やFM放送のほかに、短波放送やLW(長波放送)が受信でき、最近ではワイドFM(FM補完放送局)というラジオ放送も始まり、こちらは電波障害に強いFM電波でAMラジオの番組が聴けることから、耳が不自由な方もAM放送番組が聴きやすくなり、災害時にもAM放送の情報がきちんと届けられるようになるラジオ放送です。これから携帯ラジオを購入したい方はワイドFM対応端末がおすすめです。
AM/FM放送+ワイドFM対応、AMのみ、FMのみなどラジオ端末ごとに受信できるラジオ放送(周波数帯)が異なりますので、好きな番組が聞けるかどうか、調べた上で選びましょう。
電源
携帯ラジオの電源は主に乾電池式と充電池式になります。電池式はリーズナブルで、長時間使用ができるのでおすすめ。充電池式は、ACアダプターやUSBケーブルをコンセントに挿して充電するタイプで、ランニングコストを抑えたい方や電池交換が面倒な方に向いています。
充電機能
携帯ラジオには充電機能が搭載されている製品があります。手動でハンドルを回して発電する「手回し充電」、太陽光で発電する「ソーラー充電」は、手元に電源がない場合にとても役立ちます。停電時、災害時の防災用として準備しておく場合にはこの機能が搭載されている製品を選びましょう。
パソコンや自動車、モバイルバッテリーからUSBケーブルを通して充電する「USB充電式」は、通勤通学で携帯ラジオを利用する方におすすめです。仕事場のPCや飲食店などの充電スポットで充電できるから快適な通勤通学ライフが送れます。
ライト付き
夜に犬の散歩やジョギングを行う方に便利なのがライト付き。足元が暗い夜間では明かりがあると周りが見えやすくなりますし、ほかの歩行者や自動車、自転車からも視認できるので安全ですよね。
録音機能
英会話などの外国語講座の番組を聴く方には録音機能付きがおすすめ。放送番組を録音すれば、繰り返し聴いて勉強することができます。また、予約録音機能がついている携帯ラジオなら好きな番組も聞き逃しなく、好きな時間で楽しめます。朝早い時間帯や深夜帯の放送でライブで聴けない方にもうれしい機能ですね。
おすすめ携帯ラジオ
SONY SRF-R356 巻き取り式イヤーレシーバー内蔵 名刺サイズラジオ
本体と一体化した巻き取り式イヤーレシーバー内蔵のポケットラジオ。スーツの胸ポケットに入る小さな名刺サイズで最長100時間の使用が可能。重量約80gと軽量で、単四乾電池1本で動くのも魅力の一つ。ほぼ同性能でイヤーレシーバーが外付けタイプや別売りの充電式キットもあります。
パナソニック FM/AM 2バンド通勤ラジオ RF-ND380RK
全国各地318ヵ所で受信検証済みの高感度通勤ラジオ。FM/AM/ワイドFMに加え、コミュニティFMまで対応した「ワイドエリアバンク」機能搭載。現在いる地域のコミュニティFM放送局を自動で登録してくれるので、観光情報から防災情報まで詳細な情報をワンタッチで聴けます。また、家ではイヤホンをしないで、スピーカー出力で大きな音で聴こえる「FMアンテナ機能付き充電台」付属。高齢者にも音声が聴き取りやすくなる「快聴音モード」機能、自動的に電源が切れる「オートパワーオフ」機能なども搭載しています。本体のみ(RF-ND380R-K)での購入も可能です。
オーム電機 DSPポケットラジオ AudioComm RAD-P300S
約16mmの薄型タイプの高感度DSPポケットラジオ。約85時間の長時間使用もできる携帯ラジオで価格は数千円程度。普段の通勤、散歩以外にも防災用ラジオとしても手ごろな一台です。AM/FM各20局までメモリー登録可能。両耳イヤホン付属。
SONY ICF-P27 FM/AMハンディーポータブルラジオ
しっかり聞こえる直径5.7cmスピーカー搭載のポータブルラジオ。持ち運びに便利なハンドストラップ付き。アナログチューニングで機能もシンプルだから、小難しい操作が必要もないのがポイント。
東芝 LEDライト付きポケットラジオ TY-SPR4
東芝製のリーズナブルなポケットラジオ。LEDライト付きで防災グッズとしても便利。名刺サイズの小型ラジオでイヤホン、デジタル時計、めざまし機能付き。
パナソニック RF-P55 FM/AM 2バンドレシーバー
パナソニック製の小型携帯ラジオ。蛍光色ポインター&光るダイヤルパネル搭載で停電時などの暗いときでも選局しやすく、持ち運びに便利な「ハンドストラップ」付き。片手で選局できるタテ型(RF-P55)とダイヤルパネルが大きく選局しやすいヨコ型(RF-P155)の2タイプあります。
SONY ウォークマンSシリーズ[メモリータイプ] NW-S315
ポータブルオーディオプレーヤーの人気シリーズ「ウォークマン」。ウォークマンSシリーズは、FMチューナーが内蔵されているため携帯ラジオとして使うことができます。(付属イヤホンか有線ヘッドホンが必要、Bluetooth接続中はFMラジオは聴けません。)普段は好きな音楽を聴きながら、たまに気晴らしでFMラジオを聴くのもいいかもしれませんね。