一人で気軽にいけるソロキャンプで、欠かせないアイテムの一つが「アウトドアテーブル」。小さく折り畳めるコンパクトなテーブルから500g以下の超軽量タイプなど、様々な製品が販売されています。そこで今回、これからソロキャンプを始める初心者の方に向けた選び方とおすすめアイテムをご紹介いたします。
ソロキャンプ用テーブルの選び方
軽いは正義!重量で選ぶ
日帰り登山や縦走などのトレッキングはもちろん、ツーリングや徒歩キャンプの場合も荷物の重量はできるだけ軽くしておきたいですよね。ソロキャンプ用テーブルなら、1Kg以下の軽量タイプ、さらに軽さを重視する場合は500g以下の超軽量タイプを選ぶのがおすすめです。500g以下の製品でも大半が一人分としては十分な天板サイズがあるので、持ち運びやすく使い勝手がいいでしょう。
ただ注意が必要なのが、超軽量タイプは耐荷重が小さい場合があること。マグカップや小物、軽いランタンなどを置く程度であれば、あまり心配はありませんが、重いモノ、特にバーナーやアルコールストーブなど燃焼器具を置けないこともありますので、購入の際は耐荷重をよく調べておきましょう。
高さは座った時に合わせて選ぶ
ソロキャンプ向けのアウトドアテーブルは、高さ10cm程度の低いタイプが多く、地べたに座ったり、テント内で使うとき、ローチェアで使用する場合にちょうどいい高さになっています。一般的なアウトドアチェアと合わせると、座ったままだとちょっと手が届かない高さになるケースもあるため、気を付けましょう。
すでにアウトドアチェア、スツールを持っている場合は、座面高に合わせて選びましょう。だいたいテーブルの高さとチェアの座面高が同じぐらいだと、チェアに座ったままちょうど腕を伸ばした状態でテーブルのモノがとりやすかったりします。コンテナ・クーラーボックスで代用する方がちょうどいいかもしれません。ただ立ち座りの時に膝がテーブルやモノにぶつかりやすいのでその点は注意しましょう。
大きさは置くものを考えて選ぶ
シングルバーナーにクッカーセット、マグカップなど一人分のアウトドア道具をテーブルに置く場合、テーブルの大きさは約30×20cmの小型サイズでも十分使えます。もう少し大きい40×30cmサイズもあればだいぶ余裕があり1~2人分として使えますが、これ以上になるとソロキャンプ用としては大きくかさばりますのでこの範囲で選ぶのをおすすめします。
収納サイズはパッキングのしやすさで選ぶ
アウトドアテーブルは持ち運びがしやすいように折りたたみ式が一般的です。脚や天板を折りたたんで薄く小さくするタイプが主流で、角材のように棒状に折りたためるロール式(収束式)タイプなどもあります。
選び方のポイントとしては、収納サイズがパッキングしやすいこと。小さく畳めれば畳めるほどコンパクトになりますが厚みもでます。バックパックなどにパッキングする際に、うまく収まるかを考えて選びましょう。
天板素材はアルミが一般的。
アウトドアテーブルの天板素材は、金属製や木製、樹脂製などいろいろありますが、ソロキャンプ向けは軽く錆びにくいアルミ製が一般的です。ただ、柔らかい金属なため変形しやすく、熱伝導率が高いので火元が近いと熱くなるので気を付けましょう。
強度を求める場合は、チタンやステンレス製も軽く錆びにくい素材なのでおすすめです。スチール製は、強度と耐久性に優れるので、重いものでもしっかり支えてくれますが、重量があることと錆びには注意が必要です。
木製は、雰囲気があって、使ううちに味が出てくるのが魅力ですが、湿気や熱に弱く、すぐに割れてしまう場合もあります。使用されている木の種類や塗装によって変わりますので、購入を検討する際には、必ず確認しましょう。
樹脂製(プラスチック)は、ユニークなデザインとカラフルな色合いが魅力で、カビや錆の心配はありません。ただ熱に弱いので焚き火の近くなどでは使わないようにしましょう。テント内で使用したり、ピクニックや花見などのレジャーシート上で使うのにおすすめです。
ソロキャンプ用アウトドアテーブル/500g以下(超軽量)
スノーピーク(snow peak) アウトドアテーブル オゼンライト SLV-171
日本のアウトドアブランド「スノーピーク」のアウトドアテーブル。重量270gの超軽量タイプで天板2つ折りA4サイズの携帯性抜群のミニテーブル。
ソト(SOTO) ポップアップソロテーブル フィールドホッパー ST-630
「ソト」のコンパクトなソロキャンプ向けアウトドアテーブル。折り畳んだ状態からワンアクションでスタンドが飛び出しすぐに使える便利な一台。軽量でA4サイズのミニテーブルです。
ソト(SOTO) ミニテーブル Field Kite (フィールドカイト) ST-632
重量約280g、収納時の厚みはわずか14mm。登山やトレッキング向けに薄さ・軽さ・強度を追求したSOTOのミニテーブル。全てのパーツが一体式でコンパクトに折りたためるから、パッキングもしやすく、組み立ても簡単。
ANOBA(アノバ) ULソロテーブル パンチング AN001
天板全面に施されたパンチングにより軽量化とデザイン性を両立させたアルミ製ソロテーブル。重量はなんと約76gと超軽量。登山やソロキャンプ、ツーリングなど、軽さを追求したいULキャンプギアとして洗練された一台です。
VARGO(バーゴ) チタニウムバイフォールドグリル T-488
こちらは、バーゴのチタン製折りたたみグリル。ミニテーブルとしても使えます。シンプルに折り畳んでコンパクトに収納でき、軽量で使い勝手のいい焚き火グリルです。
PYKES PEAK (パイクスピーク) キャンプテーブル TOUGH LIGHT MINI
ぱっと開いてすぐに使えるキャンプテーブル。ほぼA4サイズの天板は広さ十分。分散耐荷重20kgもあるため、ダッチオーブンなどの重たいものも置けます。3色から選べてリーズナブルなのも魅力。
ソロキャンプ用アウトドアテーブル/1kg以下(軽量)
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アルミロールテーブル(コンパクト) M-3713
「キャプテンスタッグ」の大人気ロール式アルミテーブル。耐食、耐摩擦性に優れたアルマイト加工を天板に施し、耐荷重30kgの安心設計。広さも十分でソロキャンプ以外にも釣りやピクニック、お花見などのアウトドアのお供にもなる便利な一台。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ステンレス ソロテーブル UC-556
ソロキャンプにちょうどいいコンパクトテーブル。天板に耐熱性が高いステンレスを採用しているため、焚き火まわりにおすすめ。小型グリルを置いたり、火にかけた鍋やスキレットが卓上に直接置けます。
ZEN Camps Air-2 Table
沖縄発のアウトドアブランド「ゼンキャンプス」のULテーブル。軽いのに広い二段構造テーブル。多くのものが置けて、ローチェアなどに座ったまま物が取りやすい高さ設計。オプションの板を下段に設置すると3段構成にも進化します。
ロゴス(LOGOS) Life ロール膳テーブル ヴィンテージ 73180046
ロゴスのロール式アウトドアテーブル。耐荷重30Kgもあるので重いものでもしっかり置けて使い勝手のいい一台。かわいい色合いもポイントのミニテーブル。
ロゴス(LOGOS) ハードマイテーブル
置いたものが転がり落ちにくいトレー型のアウトドアテーブル。天板は丈夫なスチール製。天板が折り畳めないので携帯性は低いのですが、フラットな一枚天板なので使いやすいのがポイント。車載用としてもおすすめです。同シリーズでワイドタイプやヴィンテージカラータイプなどもあります。
ヘリノックス(HELINOX) テーブル ワン ハードトップ
HELINOXテーブルワンシリーズのハードトップ・タイプ。広くて軽くてコンパクトに収納できるアウトドアテーブル。樹脂プレートが入った天板は、しっかりしていて安定感があります。高さがあるのでアウトドアチェアと合わせたい方におすすめです。