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ベッドの中でも人気のロフトベッド。昔のロフトベッドはパイプ製のロフトベッドがほとんどでしたが、最近は木製のロフトベッドも多数販売されていますね。木製ロフトベッドは、木特有の優しいぬくもりがお部屋に落ち着きを与えてくれ、コーディネートもしやすいのでとても人気です。特に子供部屋用として、木製の二段ベッドやシステムベッドと並び、ロフトベッドを検討される方が多いようです。また、大人用としてセミダブルサイズも販売されていることが増えてきており、木製ロフトベッドの人気はさらに高まっています。カラーも主流のホワイトやナチュラル以外にもツートンカラーなどバリエーションも多く、選択肢が増えています。
木製ロフトベッドのいいところ
まず、ロフトベッドの特徴として「狭いスペースを有効活用できる」のがメリットの一つです。普通のベッドでは、ベッドを置いたところがそのまま（モノが置けない）デッドスペースになるところ、その床面下スペースが活用できるので、その分お部屋の空間が有効活用できます。収納家具を置いたり、寛ぎ空間をつくったりとスペースに応じて活用方法も様々。ユーザーのアイデア次第でいろんな使い道ができます。
さらに、木製ロフトベッドは、金属製に比べ、落ち着いた温かみがある印象をお部屋に与えてくれるので、インテリアになじみやすく、圧迫感も少ないためロフトベッドのデメリット部分を軽減、ハイタイプともなると、まるで木に囲まれた秘密基地のようなワクワク感を覚えます。
木製ロフトベッドの選び方
サイズ
木製ロフトベッドのサイズは、「シングル」「セミダブル」の2サイズがあり、どちらも一人用のベッドになります。ほとんどがシングルの販売で、一部の製品でセミダブルがあります。
シングルは、主に子供用として、セミダブルは大人用として使われることが多いです。あまり推奨されていませんが、セミダブルは大人と小さな子供が一緒に寝るために使われることもあるようですね。（基本的に一人用なので非推奨、大人と子供の体重を合わせても表示耐荷重を超えないように、耐荷重の記載がない場合は、身体の大きい大人一人分の体重（目安90Kg）を超えないようにしましょう。）
高さ
木製ロフトベッドの高さは大きくに分けて、ロータイプ、ミドルタイプ、ハイタイプの3タイプで呼ばれることが多いです。高くなるごとに、床面下スペースが広くなり、有効活用できるスペースが広がりますが、その分ロフトベッドの占有スペースが増えますので、自由にできる場所が減り、圧迫感も増していきます。また、高くなるほど、今度は天井・エアコンなどに気をつけなければいけなくなり、設置場所が限られてきます、
床面下スペースをうまく活用できないと、かえって狭くなってしまうなんてこともありますので、お部屋の空間をどのように活用していくのか、どの家具を置いて、どう使うのか、予め計画してから高さを選びましょう。
耐荷重は大きいほうがいいけど、参考程度に
木製ロフトベッドの耐荷重（床面）は、大きいほど頑丈であるのですが、少し気をつけなければいけないポイントがあります。
耐荷重の表記は、JIS規格に基づく耐荷重試験結果（静止耐荷重）を基礎に、その数値から安全性を考慮してメーカー・お店が何割か割り引いて表示するのが一般的で、その差はメーカーの独自の基準によって変わります。ですので、耐荷重を見るときは、まず第三者機関の耐荷重試験結果も合わせて載せているかを確認し、その数値を見て頑丈かどうかを判断するのがベターで、もし無い場合はあくまで参考程度にしましょう。
※耐荷重試験では単位がN（ニュートン）になるため、そちらで表記している場合もあります。Nは「力を表す単位」で、1Kg重＝9.8N。例えば2000Nなら約204Kg、3000Nなら約306Kg。
F☆☆☆☆の低ホルムアルデヒド製品がおすすめ
ホルムアルデヒドは、家具や建築資材、壁紙を張るための接着剤などに含まれている化学物質で、シックハウス症候群の代表的な原因物質です。ホルムアルデヒドの室内濃度は厚生労働省の指針によると、室内濃度は0.08ppm相当以下（20～23度 30分平均値で100μg/m3以下）が健康上望ましいと目安が示されています。
木製ロフトベッドにフォースター（F☆☆☆☆）などの表記をよく見かけますが、これは、JISやJAS製品に設けられている「ホルムアルデヒド放散量による区分」によるもので、最上級のランクを示しています。「低ホルムアルデヒド」は、その最上級ランクの部材を使用して作られた家具でよく使われる名称です。「ホルムアルデヒド放散量による区分」は、「材料」をF☆から最上級F☆☆☆☆ランクの等級に分け、星が多いほど放出量が少ないことを示しています。
ただ、フォースター（F☆☆☆☆）だったとしてもホルムアルデヒドが全くないわけではありませんし、家具自体の放出量でもありません。（試験設備を設け、家具自体の測定をしているメーカーもあります。）
また、ランクの高い材料を使用していても、部材をたくさん使っている場合は多く放出されますし、部材を接合する接着剤に含まれるホルムアルデヒドの放出量などは材料表示に含まれません。さらに、住宅などで使用された建材などもホルムアルデヒドは放出するため、室内環境も考慮しなければいけません。
特に木製ロフトベッドの場合は、部材が大きい又は多いため、製品から放出される量も多くなります。子供が使用する場合も多く、安全面を考慮すればフォースター（F☆☆☆☆）相当の製品を選ぶことを特におすすめします。
階段、はしご、どっちにする？
ロフトベッドの寝台への昇り降りは、階段タイプかはしごタイプに分かれます。また、はしごタイプは、斜めタイプが主流で、一部、本体と一体の縦・垂直タイプがあります。簡単に説明すると下記のようになり、左にいくほど「場所を取る・昇り降りしやすい」、右にいくほど「場所を取らない・昇り降りしやすい」といえます。
階段タイプ＞はしご斜めタイプ＞はしご縦・垂直タイプ
また、最近は本体と一体の斜めタイプのはしごも登場してきています。毎日使うものになりますので、使う人やスペースと相談しながらタイプを選びましょう。
機能性
木製ロフトベッドの機能面は、枕元の棚やコンセント、フット・ヘッド部のフックなどが一般的です。他にもサイドフレーム部分に棚が設けられているものもあったりと、製品により様々な機能がついています。ただ、木製ロフトベッドは大型家具なので、あとから引っ掛けラックやクリップライトなどをつける場所はいくらでもありますので、必要な機能があれば、ついている製品を選ぶぐらいでよいかと思います。
おすすめ木製ロフトベッド
北欧産パイン材 頑丈ロフトベッド シングル 階段付き 宮棚付き Robson
ナチュラルなテイストの木製ロフトベッド。北欧産のパイン材を使用しているベッドで、階段付き、高さ118cmとロータイプなので昇り降りもしやすく子供でも安心して使えます。
ホワイト/ナチュラル/ダークブラウン/ツートン（ホワイト・ライトブラウン）の4色展開。ハイタイプもあります。
サイズ：幅253ｘ奥行105ｘ高さ118cm/床面下スペースの高さ75cm/F☆☆☆☆相当
ツートン ロフトベッド 木製 宮付き ハイタイプ 高さ186cm 【poplar】
かわいいアンティークホワイトとアンティークブラウンのツートンカラーの木製ロフトベッド。枕元に棚とコンセント付き、洋服がかけられるフック付きなのも特徴。
サイズ：幅210×奥行106×高さ186cm/床面下スペースの高さ140cm/F☆☆☆☆相当
北欧風 木製ロフトベッド ラック付き ミドルタイプ キッズ向け アンディギル
おしゃれな北欧風トートンカラーのフィンランド産天然木製ロフトベッド。フット部分がディスプレイラックになっていて、雑誌や絵本などおしゃれに飾れます。はしごが前後左右どこでも設置できるので置き場所も自由に選べます。ナチュラルとナチュラル/グレー、ネイビー/イエローの3タイプがあります。
サイズ：幅213cmx奥行107cmx高さ155cm/床面下スペースの高さ120cm
家具の里 家具職人が作る国産ひのき材使用ロフトベッド
国産のひのき無垢材を贅沢に使用し、広島の府中で家具職人さんが丁寧に仕上げた木製ロフトベッド。子供が使うことを考慮して、塗料や接着剤には低ホルムアルデヒドのフォースターランクを使用し、パーツの角がたたないように丁寧に作られています。心地よいヒノキの香りもほのかに感じられます。
サイズ：幅196cm×奥行97.5cm×高さ103.7cm/床面下スペースの高さ73cm/低ホルムアルデヒド（塗料・接着剤ともにF☆☆☆☆相当）
木製ロフトベッド Ashley(アシュリー)高さ160.5cm シングル 棚付き
サイドフレームの内側（寝床側）と外側、さらに床面下のフット部分にも棚がついた棚収納付ロフトベッド。寝床側は目覚まし時計やスマホを置いて、外側は見せる本棚、フット部分はちょっとした小物置きなど使い方色々。はしごは省スペースの垂直タイプ。ナチュラルとブラウンの2色展開。
サイズ：幅202.5cm×奥行117.3cm×高さ160.5cm/床面下スペースの高さ110.6cm
木製ロフトベッド シングル ハイタイプ デスク・ラック付き サルヴァトーレ
本体のフット部分が丸々はしごになったオシャレな省スペースロフトベッド。床面下スペースにはラックと幅広デスクがついていて、これ一台で3役こなせるシステムベッドです。ホワイトとナチュラルの2色展開。
サイズ：幅234cmx奥行103cmx高さ170cm
国産 ひのきロフトベッド【ローリー】ロータイプ 宮付き
国産ひのきを贅沢に使った木製ロフトベッド。日本製、受注生産品で家具職人により丁寧につくられています。便利な枕元の宮付き、床面下にはハンガーレールがついています。フォースターランクの塗料、接着剤を使用しているので安心して使えます。
サイズ：幅106.8cmx奥行220cmx高さ132.5cm/床面下スペースの高さ87.5cm/低ホルムアルデヒド（塗料・接着剤ともにF☆☆☆☆相当）
木製ロフトベッド セミダブル ハイタイプ 階段付き 宮付き コンセント付き グラシル
最初におすすめでご紹介したRobsonの同系タイプの木製ロフトベッド。ゆったりワイドなセミダブルサイズ。枕元には棚と2口コンセント、サイドフレームの外側にワイドな棚付きの機能的なベッドです。ホワイト/ナチュラル/ダークブラウンの3色展開。
サイズ：幅253cmx奥行136cmx高さ173.5cm/床面下スペースの高さ139.5cm/F☆☆☆☆相当
タモ材天然木 木製ロフトベッド がっちりフレーム シングル
フレキシブルな使い方ができるシンプルデザインの木製ロフトベッド。足の連結を外して2段階の高さが選べる通常のベッドとしても使えます。棚付き、棚なし、ミドルタイプ、ロフトベッドタイプなどから選べ、同シリーズのラックやデスクと組み合わせてシステムベッドとしても使えます。ナチュラルとブラウンの2色展開。
サイズ：幅107cm×長さ210cm×高さ110cm/床面下スペースの高さ72cm
