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パネルヒーターのおすすめモデル8選!気になるメリット、デメリット【2019年版】

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厳しい寒さの冬を越すにはエアコンだけではしのげない、ファンヒーターは乾燥するからどうしてもつけたくない、そんな方はいらっしゃいませんか。そんな方には、最近人気のパネルヒーターがおすすめです。優しくじんわりと温まるパネルヒーターは、比較的スリムで省スペースなので場所を取らず、温まりたい場所に移動させるのも簡単です。

パネルヒーターとは

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パネルヒーターは、その名の通りパネル型のヒーターで、移動式タイプが一般的です。輻射式暖房の一種で輻射熱(ふくしゃねつ)を利用して暖めます。空気を暖めるのではなく、電磁波の放射をうけたものを内側から暖める暖房器具で、太陽や薪ストーブの熱も輻射熱によるものです。

パネルヒーターのメリット

お部屋が乾燥しにくく、空気が汚れない

エアコンなどでお部屋が乾燥してしまうのは温度が上がることで湿度(相対湿度)が低下してしまうから。パネルヒーターは空気を暖めないので、温度は上がりにくく乾燥しにくいのが大きな利点です。また温風も出しませんし燃焼もしませんので、ホコリが舞ったりせず、一酸化炭素も出ないのでお部屋の空気が汚れることもなく頻繁に換気をする必要もありません。

静音性が高い

送風も燃焼もしないので音がとても静かです。逆に音がしないので消し忘れがこわいですね。タイマーがついているものがおすすめです。

スポット暖房に優れている

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パネルヒーターは、ヒーターの輻射熱があたるところを主に暖かくします。脱衣所やトイレ、書斎のデスク下やソファの足元など限られたスペースで暖まりたいなんてときはおすすめです。また、お部屋の中に複数人がいると、一人は寒くて、一人は暑くて、室温の取り合いになりがち(俗に言う室温バトル、室温戦争ですね)。誰かが我慢するはめになりますが、小型のパネルヒーターがあれば、暖まりたい人だけピンポイントで暖まることができます。(あくまで理想で、狭いお部屋だと難しいかもしれません)

省スペース

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パネルヒーターは燃焼部分がありませんので、スリムで省スペース設計。他の暖房器具が置けないスペースにも置けるので便利です。

お手入れが簡単

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オイルなどの燃料を準備する必要もなく、季節の変わり目でさっとホコリや汚れをとるぐらいで出し入れできます。

安全性

燃焼部もありませんし、輻射熱が放射される表面のパネルも、比較的高い温度にはならないようできているので、やけどなどの心配は少ない安心設計です。空気が悪くならないというところも安全性が高いポイントですね。

デザイン性

すっきりとしたモダンデザインのものが多く、お部屋のインテリアにもなじみやすいのはパネルヒーターのポイントの一つですね。

パネルヒーターのデメリット

広いお部屋、部屋全体を暖めるのには向かない

サイズやワット数の高いモデルを選べば暖房の届く範囲は広がりますが、それでも他の暖房器具と比べると広範囲への暖かさの広がりは弱めです。スポット使うことを前提で検討したほうがよいかと思います。

劇的な暖房性能や速暖性は高くない

電源をつければ、すぐに輻射熱を放射しますが、手軽に暖かくなるエアコンなど、温風が出るものとと比べるとじんわり暖かくなるといったところ。その代わりに輻射熱で内側から暖まるので暖かさが持続しやすいという良さがあります。

他の暖房器具に比べ電気代がかかる

最近は省エネタイプのものも増えていますが、エアコンやこたつなどに比べると電気代が気になるのがパネルヒーター。(コスパでいうとこたつが一番電気代がかからない)
ですので、使わないときはきっちり消せるように自動で停止する機能やタイマーがついたものがおすすめですね。

パネルヒーターの選び方

サイズと暖房性能で選ぶ

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基本的にはパネルサイズが大きく、出力ワット数が大きいほど、広範囲を素早く暖めることができます。大は小を兼ねるでサイズが大きなものを選んで、強弱の切り替えで暖かさを調節するのもありかと思います。

使うお部屋・用途によって選ぶ

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狭いお部屋や一人で使うのには小型、リビングなどある程度の広さのお部屋を暖めたいときは大きなものがおすすめです。また、気密性の高い鉄筋コンクリート住宅であれば、室温が保たれるので寒さが厳しいときでなければ大型のパネルヒーターでも十分暖まり、逆に木造住宅の場合には、大きいタイプでも室温が逃げやすいのでスポット暖房と考えた方がよい場合があります。日頃、暖房や冷房の効きがいいのかを考慮するとちょうどよいものが見つかるでしょう。

パネルヒーターのおすすめモデル

デロンギ コンベクターヒーター ホワイト HXJ60L12-WH

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一番有名で人気が高いのがイタリアのメーカー「De’Longhi-デロンギ-」。キッチン家電でも有名ですが、パネルヒーターといえばここというブランドです。機能が豊富なのでその日の湿度や気温、調子によって調整ができます。暖かさは500W/800W/1200W/凍結防止モードの4段階。凍結防止モードは温度の下がり過ぎを防止するため周囲の温度を7℃になるよう断続運転する機能です。他にはエコ運転ボタン・タイマー・温度過昇防止装置・転倒時電源遮断装置・チャイルドロックといった機能を備えています。また、パネル部が一般的なメッシュや格子状ではないのでデザインもすっきりしています。

±0 パネルヒーター XHP-C020

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こちらも人気ブランドの±0(プラスマイナスゼロ)のパネルヒーター。シンプルなデザインながら丸みのあるフォルムがどことなくかわいらしい。暖かさは強(900W)、弱(450W)の2段階。前年モデルの1200Wから900Wに消費電力が減少しつつも暖かさはそのままに。タイマーも転倒オフスイッチもついており、さらに温度が上がり過ぎると自動で停止してくれるか温度過昇防止装置もあるので安心ですね。見た目からはわかりにくいですが、キャスターもついているので移動も簡単です。

インターセントラル マイヒートセラフィ MHS-900B

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空調機器をつくるインターセントラルのパネルヒーター。日本製で3年保証付き。パネル部が広く、暖かさは400W/700W/900Wの3段階。オンオフタイマー、転倒時電源オフ機能、自動運転停止、温度過昇防止装置。空調メーカーならではのこだわりの機能性が充実。一回り小さいのMHS-700もあります。

Aladdin(アラジン)パネルヒーター ホワイト AJ-P100B

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ブルーフレームヒーター(石油ストーブ)で有名なアラジンのパネルヒーター。洗練されたデザインで、暖かさは500W/1000Wの2段階。タイマーやチャイルドロック、転倒オフスイッチ、自動電源オフ、温度過昇防止装置の機能がついています。

ゼンケン アーバンホット スリム RH-502M

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キッチン家電や生活家電で有名なゼンケンのパネルヒーター「アーバンホット」のスリムタイプ。足元を暖めるのにちょうどいい小型のパネルヒーターです。日本製で、暖かさは強(500W)、弱(250W)の2段階。タイマーと温度過昇防止装置と転倒時電源オフスイッチ機能が付いています。こちらより大型のRH-2200というタイプもあります。

山善 ミニパネルヒーター DP-B167(W)

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生活家電の山善のミニパネルヒーター。機能は最低限でなにより安い。お部屋が暖まると電源が切れる温度ヒューズ(温度過昇防止装置)がついているので、お風呂に入る前に脱衣所においておけば、入るときも出る時も体が冷えるのを抑えられます。

サンルミエ キュート(パールゴールド)

source:amazon.co.jp サンルミエ

TVやカタログ通販でロングセラーの遠赤外線暖房「サンルミエ」。昔ながらの輻射式暖房で日本製3年保証が付いてくるので安心して使えますね。暖かさは強(800W)、弱(400W)の2段階。シリーズでたくさん種類がありますので使うお部屋に合わせて選べます。

遠赤外線パネルヒーター glow

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パネル部が木目調の珍しいパネルヒーター。また、リモコン操作が可能なのがポイント。冬場動きたくない人にはおすすめ。暖かさは強(1000W)、弱(500W)の2段階。また18℃~30℃まで温度設定も可能。チャイルドロックやオフタイマー、温度ヒューズ、転倒時電源オフ機能も充実。

おすすめは他の暖房器具との合わせ技!

エアコンでお部屋を暖めたら、一旦消すか弱めてあとはパネルヒーターを使えば暖まる時間も短縮できて、乾燥も抑えられます。また、エアコンはちょっと苦手、なんて方は加湿器と合わせると効果的。湿度を上げれば体感温度も上がり、少し暖かみが増します。さすがに極寒・寒波の日にエアコンやストーブをつけないのは無理がありますが、寒さが緩いだ日にはこういった快適な暖房生活を送られてはいかがでしょうか。

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