source:Amazon.co.jp アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
コンパクトに折りたたんでしまえる折りたたみベッド。狭いお部屋用や単身赴任、来客用などに重宝しますよね。また、お年寄り向けに立ち座りのしやすいリクライニング機能付きなども人気です。そこで今回、折りたたみベッドの種類などを踏まえた選び方、おすすめアイテムなどをご紹介いたします。
折りたたみベッドの選び方
サイズ
折りたたみベッドのサイズは、シングルが一般的ですが、他にも狭いお部屋用や来客用にワンサイズ小さいセミシングルやショートサイズ、ゆったりサイズのセミダブル、二人用のダブルまで幅広く売られています。
ショートサイズは、あまりなじみのないサイズですが、「ショート丈」と呼ばれるサイズで、シングルの床面長さ200cmよりも20cm短い長さ180cmの小さいサイズです。
一般的なシングルからダブルサイズは幅サイズのことで、セミシングル幅80cm、シングル幅100cm、セミダブル幅120cm、ダブル幅140cmと20cmおきに大きくなります。
一番小さなサイズは「セミシングルのショートサイズ」で、約幅80cm×長さ180cmのコンパクトサイズ。折りたたみベッドの場合、狭いお部屋で設置されることが多いため、この小さなサイズがけっこう重宝されることが多いようですね。※商品により差がありますので正確なサイズはショップにてご確認ください。
寝台タイプ
折りたたみベッドの寝台タイプは「マットレスタイプ」「スノコ床板」「メッシュ床板」「畳床板」の4種類があります。
「マットレスタイプ」は、あらかじめ床面にウレタンマットが敷かれたタイプで、すでにお使いのお布団などと合わせてすぐに使えるのがメリット。一般的なウレタン素材のほかにやや硬めの高反発ウレタン、柔らかめの低反発ウレタンなどの高機能マットのタイプもあるので、使う方に合わせて選ぶこともできます。ただ、薄いマットだと底突き感があるため、厚さ8cm以上の厚手のタイプがおすすめです。
「スノコ床板」は通気性がよく、寝汗や湿気がたまりにくいため、いつも衛生的に保ちやすいのがポイントです。軽く保温性に優れた「桐材」やリラックス効果のある「ヒノキ材」など、木材の特性を生かしたタイプもあり、ユーザーの好みに合わせて選べます。ただ木製の場合、耐久性には不安があるため、スノコの枚数が多いモノを選ぶのがおすすめです。
「メッシュ床板」は「スノコ床板」と同様に通気性がよいのがポイントで、さらに、ほとんど金属製なので耐久性に優れているのが特徴です。デメリットとしては、厚みのあるマットレスを使用しないと床板の硬さ、底突き感が気になることがありますので、組み合わせる寝具に注意が必要です。
「畳床板」は、い草の湿度調整や空気の浄化、消臭効果が期待できるのが特徴。自然素材で、畳特有の優しいクッション性もあるため、近年人気がでています。普段畳で睡眠をとられている方も、同じような寝心地を感じられるため、こちらに切り替えやすいのもポイントです。
高さ
折りたたみベッドの高さは、使う方の座高にもよりますが、一般的にロータイプよりもハイタイプの方が立ち座りがしやすいです。また、ハイタイプであれば、下に収納ケースなどをしまうこともできるのでとても便利です。ただ、商品によっては、折りたたんだ時に厚みが出てしまい（特に折り畳んだ時の頭部とキャスター部が重なるところ）、コンパクトにならないケースもあるので、ハイタイプを選ぶ際は、折り畳んだ時の厚さもよく調べておきましょう。
リクライニング機能
折りたたみベッドには「リクライニング機能」が搭載されている商品が数多くあります。コンパクトに畳んでお部屋を広く使いたいだけなら通常の折りたたみベッドで十分ではありますが、寝起きを楽にしたい方、寝台でゆったり読書などをしたい方、特に足腰に怪我をされている方やお布団からの寝起きが大変になるお年寄りの方には注目していただきたいポイントです。
リクライニング機構は「背もたれのみ」「背もたれ・脚部」「頭部・背もたれ・脚部」が稼働する3タイプに大きく分かれ、寝起きを楽にしたい場合や長時間ベッドで座った状態になるのなら「背もたれ・脚部」タイプは姿勢を楽にしやすいのでおすすめです。また、稼働方法も「電動」「手動」の2タイプあり、お値段は張りますが、操作するために移動する必要も、動かす力も必要ありませんので「電動」タイプがおすすめです。
ソファーベッド機能
折りたたみベッドは、半分に折りたたんで収納できるだけでなく、ソファーに変形する機能が搭載されているモノもあります。脚部を折りたたんでコンパクトな一人掛けソファになるタイプと短辺（幅）が折りたためてロングソファーになるタイプがあります。通常の折りたたみベッドは折りたたんでしまったらそれまでで、場所を取るだけになってしまいますが、ソファーベッド機能があれば、少し折りたたんでソファーとして使えるので、まさに2WAYで活躍できるのでおすすめですよ。
手すり付き
手すり付きの折りたたみベッドは、立ち座りの補助になるほか、広げたり閉じたりする時や移動時の補助にもなったり、ある程度の高さがあれば布団などのズレ防止にもなるのでとても便利です。
コンパクトにしたいなら伸長式ベッドもあり！
折りたたみベッドほどではありませんが、伸長式ベッドもコンパクトに変形できるのでお部屋の有効活用が可能です。伸長式ベッドは、ベッドの寝台の縦または横が伸び縮みするタイプのベッドで、床面の面積が大体半分ぐらいに縮みます。残った半分は、ソファーとして利用することが多く、ソファーベッドという名称で販売されていることも多いですね。伸長式ベッドは、普段はベッド、縮めてソファーと一台二役こなせる便利なベッドなので、こちらも合わせて検討してみてはいかがでしょうか。
おすすめ折りたたみベッド/ブランド
ニトリ リクライニング折りたたみベッド(ダブルメッシュ2)
大手家具メーカー「ニトリ」の折りたたみベッド。6段階のリクライニング機能と厚みのあるマットレス付き。移動がスムーズにできるキャスターと、開き防止ストッパー金具も付いているので安心です。
アイリスオーヤマ 折りたたみベッド OTB-TR
大手生活用品メーカー「アイリスオーヤマ」の折りたたみベッド。14段階リクライニング機能搭載の便利なベッドで、マットレスには寝心地にこだわった約10cm厚の低反発ウレタンと硬めの再生ウレタンを採用。ロータイプとハイタイプの2種類から選べます。
アテックス 収納式電動リクライニング 折りたたみベッド AX-BE560 シングル
健康器具メーカー「アテックス」の電動リクライニングベッド。手元のリモコンで背もたれが75度まで無段階リクライニングができ、フットアップ機能も搭載。継ぎ目のないマットレスで快適な寝心地が堪能できます。組立不要だから箱から出してすぐに使えます。
中居木工 木製 らくらく折りたたみ式畳ベッド
広島県府中市の家具メーカー「中居木工」の折りたたみベッド。ナチュラルな木製フレームに天然い草を使ったオリジナル畳を組み合わせた国産の和風モダンなベッドです。折りたたみや移動もしやすい設計で子供からお年寄りまで愛され、累計出荷台数20万台も販売されている商品です。ロータイプとハイタイプ、シングルとワイドシングルの2サイズがあります。また他にも、同系統のすのこタイプや消臭効果が期待できる炭入り畳タイプなど種類も豊富にあります。
フランスベッド 折りたたみベッド パンテオンN-71A(ブラック) N-71B(ベージュ）
大手家具メーカー「フランスベッド」の人気折りたたみベッド。硬めの「マルチラススーパースプリング」仕様の薄型マットレスがついた折りたたみベッドで、寝返りもしやすく身体をしっかり支えてくれます。ブラックとベージュの2色から選べます。
おすすめ折りたたみベッド/人気アイテム
コンパクト折りたたみベッド Mallow マロウ セミシングル ショート丈
小さいコンパクトサイズの折りたたみベッド。セミシングル×ショートのミニサイズだからワンルームなどの狭いお部屋でも置けるのが最大の特徴。さらに42段階のリクライニング機能と厚さ10cmの高反発ウレタン＋チップウレタンで底突き感なく快適に眠れます。
折りたたみベッド 桐すのこ 31枚 低ホル オリオン シングル
シンプルで通気性のいい桐すのこ折りたたみベッド。31枚のぎっしり敷き詰められたすのこは桐材を使用し、軽量で寝汗や湿気がたまりにくいのでいつも衛生的に保てます。
アイリスオーヤマ 低反発折りたたみベッド(セミダブル) KBT-SD
ゆったりセミダブルサイズの折りたたみベッド。体圧分散性に優れた低反発ウレタンでじんわり優しい寝心地。6段階リクライニング機能搭載。ネイビーブルー、チョコレートブラウン、セサミブラックの3色展開。シングルもあります。
3WAY折りたたみソファーベッド キャスター付きグラーテ
ベッド、カウチソファー、一人掛けソファと一台三役の使い方ができる便利な折りたたみベッド。14段階リクライニング機能搭載。カラフルなブラウン/ベージュ/ネイビー/レッド/グリーン/チャコールグレーの6色展開。
