アウトドア

こだわって選びたい、長く使えるおすすめスリーシーズン用シェラフ

source:Amazon.co.jp モンベル(mont-bell)

アウトドアの快適な夜を助けるキャンプの必需品シェラフ。今回は、春から秋まで初心者でも過ごしやすい季節に使うスリーシーズン用シェラフをご紹介します。

最初に買うのはスリーシーズン用のシェラフがおすすめ。

シェラフには快適に眠れる温度が設定されており、夏の夜に使用する保温効果の薄い夏用、そこそこの暖かさで春から秋にかけて使用できるスリーシーズン用。寒い冬の夜でも暖かさを保つ冬用の3タイプに分けられます。
夏はシェラフなしでも眠れる場合も多く、冬用シェラフが活躍する真冬のキャンプは初心者には難しいので、キャンプを始める際に最初のシェラフとして選ぶのであれば、オールラウンドに使えるスリーシーズンシェラフがおすすめです。

こだわって選びたいスリーシーズン用シェラフ

キャンプをするのに一番大事な道具はなんでしょう。テントやチェアはもちろん大事ですが、最初に集める道具に予算をかけるなら、どこかと言われればシェラフをオススメします。
それはテントやチェアもデザインや機能によって価格もピンキリで、色々な種類のものがありますが、シェラフに関して言うと細かい好みの違いはあるものの、ほぼ性能による違いになるからです。
初めは値段の安いシェラフを購入して、キャンプに慣れてきてから後々良いシェラフに買い換えるのも良いのですが、最初のキャンプが安物のシェラフを適当に選んでしまったせいで、寒さや結露により眠れない夜になってしまうのはつらいものです。特に春から秋まで長い期間で使える3シーズン用シェラフは、これからずっと使うことを考えてお金をかけておいても損はないでしょう。

シェラフの形は大きく分けて2種類

シェラフの形状は大きく分けて2種類、封筒型とマミー型のシェラフが販売されています。

source:Amazon.co.jp コールマン(Coleman)

封筒型はほとんど布団のような形状で、メリットは中が広いので寝返りが打ちやすいこと、広げて使うことで二人でかけ布団のように使えることなどです。デメリットとしては収納サイズが大きくなってしまう事で、基本的にはオートキャンプを楽しむファミリーに人気のタイプになります。

source:Amazon.co.jp ISUKA(イスカ)

マミー型のシェラフは身体に密着して中の暖かさを逃さないので封筒型のシェラフと比較すると保温力が高くなります。また収納もコンパクトになるので荷物を増やしたくないソロキャンパーにおすすめです。

「快適使用温度」と「限界使用温度」

シェラフを選ぶ際の参考として、ほとんどのシェラフには「快適使用温度」と「限界使用温度」が設定されています。限界使用温度は慣れたキャンパーが工夫すればなんとか眠れると言うレベルの設定なので、シェラフを実際に使う目安の温度は快適使用温度を参考にしましょう。
スリーシーズンシェラフとして販売されているものは、多くのシェラフで快適温度は5度~0度となっており、少し肌寒くなった秋の夜中でも使用が可能です。夏場でも標高の高いキャンプ場の夜は冷えるので、キャンプをしたい季節、実際に宿泊するキャンプ場周辺の最低気温を参考に選ぶと失敗がないでしょう。

ダウンか、化繊か。

スリーシーズン用シェラフには中綿として、ダウンを使っているものと化繊を使った製品があります。
化繊のシェラフは同じ保温力のものであればダウンよりも安価に購入することができ、湿気にも強めで手入れも楽なのですがダウンと比較すると重さ、大きさがかなり大きくなってしまいます。性能の高いものほど中綿を多く使っており、ダウンと化繊のサイズの違いも大きくなってくるので、軽量で高機能なシェラフが欲しい場合はダウンを選ぶことになるでしょう。とはいえ真冬の使用を考慮しないスリーシーズン対応のシェラフであれば、化繊のシェラフでも十分にサイズのコンパクトなものが見つかるはずです。

おすすめスリーシーズンシェラフ

シェラフを販売しているメーカーでもモンベル、イスカ、ナンガは特に人気が高く3大メーカーと言われています。絶対に後悔しない高品質な3大メーカーのシェラフを紹介します。

モンベル バロウバッグ #3

source:Amazon.co.jp モンベル(mont-bell)

濡れに強く卓越した保温力と優れた耐久性の高機能素材エクセロフトを使用したシェラフ。羽毛布団並みの暖かさと肌触りです。モンベル独自の伸びるストレッチシステムで快適に眠れます。
快適温度6度、限界使用温度1度。

モンベル ダウンハガー 800 #3

source:Amazon.co.jp モンベル(mont-bell)

モンベル独自のスーパースパイラルストレッチシステムを採用した伸びる高品質ダウンシェラフ。軽量コンパクトで高い保温力を備えています。
快適温度4度、限界使用温度-1度。

イスカ アルファライト 700X

source:rakuten.co.jp auc-odyamakei

イスカの化繊シェラフ、春から秋までのロングシーズンに対応したモデルです。見た目以上にゆったり広々とした快適構造、首元と肩部をを包み込むマフラーのような構造で熱を閉じ込めて、寒い夜でも暖かさを逃がしません。
快適温度およそ5度、限界使用温度-6度。

イスカ ダウンプラス ポカラ X

source:rakuten.co.jp naturum-outdoor

イスカのダウンシェラフ。ダウンの量をエリア毎に最適化した3D構造で、広すぎず、狭すぎない適度な余裕を持った寝心地のシェラフとなっています。イスカのダウンシェラフは生地に撥水加工がされているため濡れに強いのがポイントです。
快適温度およそ5度、限界使用温度-6度。

イスカ エア 630EX

source:Amazon.co.jp ISUKA(イスカ)

高品質ダウンを大量に使用したイスカの高機能モデルです。他のモデルと同様の広すぎず狭すぎない3D構造、マフラーの働きをするショルダーウォーまで快適な寝心地。軽量コンパクトながら冬でも使える性能のシェラフです。エアシリーズはダウンプラスよりもさらに高い撥水効果で結露などの濡れにより強くなっています。
快適温度およそ0度、限界使用温度-15度。

ナンガ UDD BAG 450DX

source:rakuten.co.jp chamonix

国内生産と良質なダウンにこだわりのある「ナンガ」のダウンシェラフ。ヨーロッパ産ダウンのみを使用して国内で洗浄、精製していると言う徹底ぶりです。羽毛に超撥水加工を施しており水濡れを克服しています。
快適使用温度1度、限界使用温度-4度。

ナンガ オーロラ 500

source:Amazon.co.jp ナンガ(NANGA)

羽毛の品質に徹底的にこだわったナンガのシェラフの中でも最もポピュラーな定番モデル。ある程度、濡れにも強く家庭で洗濯も可能。丁寧に使えば一生物のシェラフです。
快適使用温度は1度、限界使用温度は-4度。

ナンガ オーロラ ライトDX 600

source:Amazon.co.jp ナンガ(NANGA)

ナンガのフラグシップモデル。最新の技術が至る所に使用された高機能、高品質のダウンシェラフです。ダウンの量やコンパクトさで言えばスリーシーズンシェラフのサイズ感ですが、保温力が高いため、冬のキャンプでも十分使えるシェラフとなっています。
快適使用温度は-4度、限界使用温度は11度。

MIKKE.site